水まわりの悪臭・つまり

悪臭やつまりを起こりにくくするためには?

2020年11月17日 11時45分


排水管から悪臭がし始めたら、つまりが起こるかもしれないサインです。
悪臭やつまりを防ぐためには、定期的な清掃が必要になります。
つまりや悪臭が起こりやすい場所は、キッチンのシンクやお風呂場に多く見られます。
常日頃からなるべく排水口にゴミを流さないようにすれば、悪臭やつまりは起こりにくくなります。
具体的には、

 

シンクやお風呂場の排水口に水切りネットを付ける

水切りネットがゴミや大きな汚れをキャッチしてくれます。
また、水切りネットは毎日交換するようにしましょう。
雑菌は、1日放置しておくだけでも、ものすごい数で繁殖してしまい、悪臭の原因になります。

 

 排水口を定期的に掃除する

水切りネットで大きなゴミや汚れをキャッチできても、ネットの網目より小さなゴミや垢、
石鹸カスまではキャッチしきれません。
また、ヌメリの一番大きな原因は、石鹸カスでもあるのです。
排水管の中の汚れを溶かし出すパイプクリーナーでの掃除は毎日する必要はありませんが、
シンク内全体や、シンクやお風呂場の排水口ぐらいは1週間に一度ぐらいは掃除するようにすると良いでしょう。
気になる人は毎日でも良いかもしれません。

 

 排水管を定期的に掃除する

排水口を掃除しても、排水管の中までは掃除できません。
排水管の中のトラップには水が溜まっており、臭いが上がってこないようにするための構造なのですが、
この部分には必然的にゴミが溜まりやすくなります。
そのため、1ヶ月に一度は排水管パイプクリーナーなどを使って排水管の中を掃除するようにしましょう。
排水管パイプクリーナーは、ゴミや髪の毛を溶かし出す成分が入っているため、
短いスパンで掃除することによってつまりを防ぐことができます。
排水管が詰まってしまった場合は、この清掃を怠っている場合がほとんどです。
何年も清掃していない場合は、排水管の内部に汚れが固まって変質しているため、
このパイプクリーナーを何度使っても水の流れが良くならない場合があります。
その場合は、排水管の中を専用のワイヤーブラシで擦り、汚れを削り取る必要があります。
このワイヤーブラシは柔らかく作られているため、素人でも簡単に掃除できますが、
柔らかいがために頑固な汚れは取り除くことはできない場合があります。
また、素人が使うことによって排水管の内部を傷めてしまい、そこにまたゴミが溜まりやすくなったり、
配管ごと交換になることもあるため、頑固な汚れがある場合は業者に依頼した方が良い
でしょう。

 

 キッチンの場合、シンクの下を整理整頓する

キッチンのシンクの下の扉を開けてみると、排水管がS字に曲がって排水が流れるようになっています。
この曲線部分は、変形しやすいように、ゴムやプラスチックで造られていることがほとんどです。
この排水管の周りにボウルや鍋などの物を置き過ぎると、排水管が押されてしまい、
ネジが緩んでしまったり、排水管自体が破損する場合もあります。
すると、そこから水漏れしたり臭いが漏れたりしてしまいます。
シンク下に物を置く場合でも、なるべく排水管の周りには置かないようにし、
整理整頓を心掛ける
ようにしましょう。